最近、ガソリン価格が高騰しています。
そのため、車での外出を控えている人も多いのではないでしょうか?
これから迎える冬は暖房を使うことが多いため、なおさらです。
そこで今回は、アイドリング時のガソリン代の節約方法を紹介します。
エアコンのスイッチ1つで、アイドリング時のガソリンが3割節約できるおすすめの方法です。
アイドリング時のガソリン節約方法は、「エアコンのA/CをOFFにする」だけです。
ほとんどの車で、スイッチ1つでOFFにできます。
節約できる理由と効果について紹介します。
エアコンのA/Cを切ると燃費が良くなる理由
車の暖房を使うと燃費が悪くなります。
その理由は、コンプレッサーを使うために電力が必要だからです。
コンプレッサーは、特に冷房時に活躍する機能です。
出典:MONOist 様
エアコンの「A/C」をオンにするとコンプレッサーが稼働します。
カーエアコンは、エアコンガスをコンプレッサーで圧縮して液化を行い、気化を繰り返すことで冷却をしています。その冷却過程で除湿されるため、乾いた冷風がでてきます。
一方、暖房の温風はエンジンの熱を利用して作られています。そのため、本来はコンプレッサーを使う必要がありません。
しかし、ほとんどの車は暖房時もコンプレッサーが自動的にONになっています。
つまり、このコンプレッサーを切ることで、ガソリンの消費を抑えることができるようになります。
コンプレッサーはエアコンのA/Cボタンで切ることができます
車のエアコンには、かならず「A/C」スイッチがついています。お使いの車でも確認してみてください。
この「A/C」を切るだけでコンプレッサーがオフになります。
アイドリング時のガソリン消費が38%減少
アイドリングをしながら、A/CのONとOFFで計測したのがこちらです。
エアコンの設定25度で、停車時のアイドリング状態での計測です。
左側がA/C ON(コンプレッサーON)、右がA/C OFF(コンプレッサーOFF)の状態です。
A/C ONでは1分間に21mlのガソリンを消費していますが、A/C OFFでは13mlに減少しました。
1時間で約8ml(約38%)の節約になっています。
1日1時間車に乗るなら、1カ月で2300円のガソリン代節約になる!
この数値は、アイドリング時の計測ですが、走行中も同じようにガソリンの節約ができます。
もし、1日合計1時間車に乗るのであれば、60(分)×8(ml)×30(日)=14,400ml (14.4リットル)の節約になります。
ガソリンの単価が160円/リットルだとすると、毎月2,304円のガソリン代の節約になります。
※車種によって、節約効果は違いますが、ガソリンが節約できるのは間違いありません。
A/C(コンプレッサー)を切ると、除湿されないため窓が曇りやすくなります。外気循環にすると曇りにくくなりますが、雨の日や車に多人数が乗る場合は、A/Cをいれて除湿することをおすすめします。
ゆずきのまとめ
僕の車もA/Cをこまめに切るようにしてから、燃費が良くなりました。
みなさんもお試しください。